台北永康街_長順名茶のスタッフブログ

台北、永康街にある長順名茶の日本人スタッフによるブログです。台湾茶のおいしい飲み方から台湾のおしゃれなショップやグルメ情報までご紹介!鼎泰豊のすぐそばだから、番号待ちの間に立ち寄れます!

おすすめ台湾茶-樟樹湖烏龍茶  

こんにちは、スタッフZです。
さて、今日は先日の台湾出張でいろいろ試飲をしてみた中で特においしかった烏龍茶をご紹介します。

▼藍色の缶が印象的な樟樹湖烏龍茶
樟樹湖烏龍茶

それは、樟樹湖烏龍茶という高山茶です。樟樹湖は阿里山がある嘉義縣にある郡(郷)のひとつ、梅山郷にある茶区です。梅山郷はその90%が山地で、樟樹湖のほか太平、龍眼など多くの高山茶の茶区があります。

樟樹湖は海抜約1300mに位置し、日照時間が短く、昼夜の寒暖の差が大きいことから、四六時中霧がたちこめています。そのため、茶葉に独特の香りと甘みが蓄えられ、多くの高山茶ファンから愛されています。

長順名茶の樟樹湖烏龍茶は、この樟樹湖茶区で収穫した茶葉を軽く焙煎し、フレッシュな高山茶の香りに軽やかな香ばしさを加えています。

とは言っても「百見は一飲にしかず」です。是非、ご試飲にいらしてください。

▼軽く焙煎してあるため茶葉は褐色がかった深緑
樟樹湖烏龍茶

▼一煎目、茶葉がフレッシュなグリーンに変わってきています
樟樹湖烏龍茶

▼茶水の色は淡いグリーンなので白い茶器と抜群の相性
樟樹湖烏龍茶

■樟樹湖烏龍茶
200グラム
700台湾ドル

PS 缶のイメージから樟樹湖って湖があるのかと思ったら、現在はないようです。(By Google Map)

スタッフZ

category: 商品紹介―茶葉

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tag: 烏龍茶 
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おすすめ台湾茶 - 鹿谷比賽茶  

今日ご紹介する鹿谷比賽茶(ル―グービーサイチャ)は鹿谷(ル―グー)で開催される烏龍茶コンクール向けに特別に焙煎したお茶です。(「比賽(ビーサイ)」は、スポーツの試合やコンクール等を指す中国語。)

鹿谷比賽茶

鹿谷は南投県にある郷(行政単位の一つ、日本の「村」に近い)の一つです。南投県は台湾で唯一、海に接していない県で、台湾のほぼ中央に位置し、台湾最高峰の玉山や風光明媚な日月潭を擁しています。

南投県の西側にある鹿谷郷は、台湾茶の代名詞ともいえる「凍頂烏龍茶」発祥の地として有名で、そのためこの地で開催される鹿谷烏龍茶コンクールは非常に水準が高いものとなっています。

この烏龍茶コンクールに向け独自の焙煎(高焙煎)を加えた鹿谷比賽茶は、芳醇な味わいと独特な余韻が特徴で多くの地元ファンを魅了してきました。

鹿谷比賽茶

茶湯は明るいオレンジ色、高焙煎のため、こうばしい香りが鼻腔をくすぐります。渋みはほとんどなく、まろやかな味わいが特徴です。

鹿谷比賽茶

とはいっても百見は一飲にしかず!です。是非お気軽に試飲にいらしてくださいませ。

■鹿谷比賽茶
重量:200グラム
価格:550台湾ドル

※凍頂烏龍茶は凍頂山のある鹿谷郷彰雅村で栽培された茶葉を使うことから命名されましたが、凍頂烏龍茶の人気が高まるにつれ、同じ鹿谷郷の永隆村や鳳凰村で栽培されるものも凍頂烏龍茶として流通するようになりました。このため凍頂烏龍茶は鹿谷烏龍茶とも呼ばれることがあります。

スタッフZ

category: 商品紹介―茶葉

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tag: 烏龍茶 
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お薦め台湾茶-東方美人茶  

今日は東方美人茶をご紹介します。

東方美人

東方美人茶は、茶葉に白い産毛のある茶芽が混ざっていることから白毫烏龍茶とも呼ばれます。

英語でOriental Beautyと呼ばれる東方美人茶ですが、もともとは偶然の産物とのことです。

19世紀、台湾の茶農家は一年に数回の収穫期があり、その繁忙のため稲の害虫であるウンカによって茶葉が吸われてしまったそうです。その茶葉は変色してしまったのですが、茶農家はこれまで育ててきた茶葉をそのまま捨ててしまうのは惜しいと、お茶に加工しました。そのお茶が西洋人の貿易商の目に留まり、西洋に輸出されるようになりました。英国ではOriental Beauty(東方美人)と命名され、王室に献上されるほどだったそうです。

また、ブランデーを数滴垂らして飲むとシャンパンのようであったことから、シャンパン(香檳)烏龍茶とも呼ばれたそうです。

出典:「極める台湾茶」池上麻由子著

ヨーロッパでは最近日本茶ブームだそうですが、100年以上前に彼の地を席巻したのが台湾茶だったなんて素敵な逸話ですね。

茶葉は褐色で白い産毛のついた茶芽が混ざっています。多くの台湾茶のような球状ではなく、茶葉の形をそのまま生かし製茶されています。そのため、重量に比してかさが大きくなります。

東方美人

茶水は透明感のある褐色です。烏龍茶の中でも重発酵のため紅茶に近い味わいがありますが、渋みはほとんど感じられず、すっきりとしたほのかな甘みがあります。

東方美人

とは言っても、百見は一飲にしかず!是非試飲して、その味をたしかめてみてくださいね。

秋の夜長、東方美人茶をお気に入りの茶器に淹れて、古の貴族たちのお茶会がどんなだったか…思いを馳せてみませんか?

■東方美人茶
重量:75g
価格:500台湾ドル

category: 商品紹介―茶葉

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tag: 台湾茶  東方美人  烏龍茶 
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わけあり商品?―長順名茶の安さの理由(わけ)  

台湾で台湾茶を買われた時、「意外に高い!」と思われませんでしたか?

台湾茶

日本人の方がよく行かれる免税店や土産物店、台湾茶専門店などでは、
凍頂烏龍茶が50g500台湾ドル(日本円で約1500円)で売られていたりします。

確かに高級な烏龍茶は生産量も少なく稀少性が高いので、それなりのお値段になります。
でも、その価格が適正なのか???疑問が残るところですよね。

長順名茶は、地元台湾人に愛される安全でおいしい台湾茶を作り続けて百年の老舗です。
ですから、台湾人が納得して買う価格帯に設定されており、
各商品に絶対の自信をもっているので、万一不良品があった場合、
長順名茶のどの支店でも無料で交換ができます。

これが長順名茶の安さの理由(わけ)その1です。

▼ 長順名茶オフィシャルサイト(中国語)
長順名茶オフィシャルサイト

また、観光客向け店舗の場合、外国語ができるスタッフや外国人向け包装やパンフレット等の諸経費で高くなってしまうケースもあるようです。

しかし、長順名茶は、台湾全土のどの支店でも同じ価格なんです。当店(台北永康店)でも、台南や高雄などの支店でも、同価格です。そのため、永康店の王店長が日本語ができるからと言って、高くするわけにはいきません。

このポリシーで地元の台湾の方はもちろんのこと、シンガポールや香港、中国本土からのお客様からもご愛顧もいただいてます。

これが長順名茶の安さの理由(わけ)その2です。

ただし、「安さ」といっても、それは日本人観光客の方から見た「安さ」であって、台湾では適正な価格なんですよ。

◆ デイリーに飲める商品です ◆
凍頂烏龍茶  300g 300台湾ドル
長順四季春茶 300g 400台湾ドル
長順金萱茶  300g 400台湾ドル
手工高山茶  300g 750台湾ドル 
阿里山高山茶 300g 800台湾ドル
杉林渓烏龍茶 300g 900台湾ドル
→ 今後、各商品のご紹介をしてまいります。少々お待ち下さいませ。
デイリーに飲める台湾茶

お値段の話ばっかりですみません!いくらお安くても美味しくなくてはしょうがありません。
是非ご来店いただき納得のいくまでご試飲くださいませ。

スタッフZ

P.S. もちろん大禹嶺や梨山茶などの高級茶も豊富に取り揃えております!

category: 商品紹介―茶葉

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tag: 烏龍茶  安さ  わけ 
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