台北永康街_長順名茶のスタッフブログ

台北、永康街にある長順名茶の日本人スタッフによるブログです。台湾茶のおいしい飲み方から台湾のおしゃれなショップやグルメ情報までご紹介!鼎泰豊のすぐそばだから、番号待ちの間に立ち寄れます!

たまにはお茶の話題を…杉林渓茶  

お茶屋のスタッフブログでありながら、おの話題が極端に少なくてすみませんm(_ _)m。
今日は、杉林渓のお茶についてご紹介しますね。

杉林渓…日本人にとってあまりお馴染みではない名称ですが、
代表的な台湾茶のひとつで、その産地から命名されています。

でも、凍頂烏龍茶や東方美人のようにメジャーになれないのは、
その読み方がわかりにくいというのも一因ではないかと勝手に想像しております。

杉林渓は音読みだと「サンリンケイ」、中国語読みだと『シャンリンシー』、
うちのスタッフの間では「すぎばやしけい」と勝手に湯桶読みしています♪

杉林渓という場所は、読んで字のごとく、杉林がある渓流なんです。
↑ほんまかいな!

杉林渓は台湾では森林浴を楽しめるリゾートとして有名で、
こんな観光サイト(しかも日本語版)もありますよ♪

日月潭国家風景区-杉林渓森林遊楽区
(このサイト、左メニューの下にある小鳥が微妙に首を傾げてて可愛い!
その他のページのメニューもちょっとだけ動かしてるFlashが奥ゆかしくていいです!)

台湾遊園地の網-杉杉林渓フォレスト生態リゾート


なので、渓流ももちろんありますし、杉林もあります♪

杉林渓茶の産地である杉林渓茶区ですが、その範囲は、
上記の杉林渓というくくりよりももうちょっと広くて、
南投県竹山鎮(村)の 龍鳳峡、杉林渓、大鞍、軟鞍、三層坪、番仔田や、
鹿谷郷の渓頭、羊仔彎、大崙山附近までを指し、
南投県、雲林県、嘉義県の県境一帯で、海抜は1100~1600mほどだそうです。

このエリアは1000m超という高い標高でありながら孟宗竹が林立する様が有名ですが、
茶葉生育に適した条件(昼夜の寒暖差、豊富な雨量、肥沃な土壌)で育まれる
杉林渓茶の産地として台湾では広く知られているのです。

▼茶畑の向こうに鬱蒼と生い茂る竹林
杉林渓茶区

▼眼下に雲海が広がる杉林渓茶区
杉林渓茶区

杉林渓茶の味の特長は高山気と呼ばれる香気。

と言われても、なんだかわからんとお叱りを受けそうですが、
例えるなら森林浴をした時のすがすがとした感じでしょうか。
杉林渓のお茶を飲むと、口と鼻の中だけ森林の中に行ったような感じがします。
あ、でもこれは味じゃないですね、失敬失敬!これは香りの特長でした。

杉林渓烏龍・焙火

味は爽やかな甘みがあり、フレッシュな茶葉そのものの味がします。
茶葉なので当然と言えば当然ですが、お茶というより葉っぱに近いといえばいいかしら???
でも、不思議なことに青臭くはないんです。

あ~、ついにスタッフZのボキャ貧露呈したところで、やっぱり「百見は一飲にしかず」!
是非、バンバン試飲なさってみてください!

スタッフZ

PS 長順名茶の杉林渓系列の商品は、杉林渓烏龍・清香(300g 900元)、
杉林渓烏龍・焙火(300g 900元)のほか、
持ち帰りに便利な100g包装の杉林渓回甘(永康店オリジナル、400元)がございます。
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コメント

No title

お口のなかが森林浴~♪
味わいたいです。
ステキだな~(^^)

キキコ #- | URL
2010/12/07 15:38 | edit

Re: No title

キキコさま、コメントありがとうございます♪
機会があったら是非お試しになってくださいね。

スタッフZ #- | URL
2010/12/07 16:22 | edit

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