お薦め台湾茶-東方美人茶 
2009/09/14 Mon. 11:23 [edit]
今日は東方美人茶をご紹介します。

東方美人茶は、茶葉に白い産毛のある茶芽が混ざっていることから白毫烏龍茶とも呼ばれます。
英語でOriental Beautyと呼ばれる東方美人茶ですが、もともとは偶然の産物とのことです。
19世紀、台湾の茶農家は一年に数回の収穫期があり、その繁忙のため稲の害虫であるウンカによって茶葉が吸われてしまったそうです。その茶葉は変色してしまったのですが、茶農家はこれまで育ててきた茶葉をそのまま捨ててしまうのは惜しいと、お茶に加工しました。そのお茶が西洋人の貿易商の目に留まり、西洋に輸出されるようになりました。英国ではOriental Beauty(東方美人)と命名され、王室に献上されるほどだったそうです。
また、ブランデーを数滴垂らして飲むとシャンパンのようであったことから、シャンパン(香檳)烏龍茶とも呼ばれたそうです。
出典:「極める台湾茶」池上麻由子著
ヨーロッパでは最近日本茶ブームだそうですが、100年以上前に彼の地を席巻したのが台湾茶だったなんて素敵な逸話ですね。
茶葉は褐色で白い産毛のついた茶芽が混ざっています。多くの台湾茶のような球状ではなく、茶葉の形をそのまま生かし製茶されています。そのため、重量に比してかさが大きくなります。

茶水は透明感のある褐色です。烏龍茶の中でも重発酵のため紅茶に近い味わいがありますが、渋みはほとんど感じられず、すっきりとしたほのかな甘みがあります。

とは言っても、百見は一飲にしかず!是非試飲して、その味をたしかめてみてくださいね。
秋の夜長、東方美人茶をお気に入りの茶器に淹れて、古の貴族たちのお茶会がどんなだったか…思いを馳せてみませんか?
■東方美人茶
重量:75g
価格:500台湾ドル

東方美人茶は、茶葉に白い産毛のある茶芽が混ざっていることから白毫烏龍茶とも呼ばれます。
英語でOriental Beautyと呼ばれる東方美人茶ですが、もともとは偶然の産物とのことです。
19世紀、台湾の茶農家は一年に数回の収穫期があり、その繁忙のため稲の害虫であるウンカによって茶葉が吸われてしまったそうです。その茶葉は変色してしまったのですが、茶農家はこれまで育ててきた茶葉をそのまま捨ててしまうのは惜しいと、お茶に加工しました。そのお茶が西洋人の貿易商の目に留まり、西洋に輸出されるようになりました。英国ではOriental Beauty(東方美人)と命名され、王室に献上されるほどだったそうです。
また、ブランデーを数滴垂らして飲むとシャンパンのようであったことから、シャンパン(香檳)烏龍茶とも呼ばれたそうです。
出典:「極める台湾茶」池上麻由子著
ヨーロッパでは最近日本茶ブームだそうですが、100年以上前に彼の地を席巻したのが台湾茶だったなんて素敵な逸話ですね。
茶葉は褐色で白い産毛のついた茶芽が混ざっています。多くの台湾茶のような球状ではなく、茶葉の形をそのまま生かし製茶されています。そのため、重量に比してかさが大きくなります。

茶水は透明感のある褐色です。烏龍茶の中でも重発酵のため紅茶に近い味わいがありますが、渋みはほとんど感じられず、すっきりとしたほのかな甘みがあります。

とは言っても、百見は一飲にしかず!是非試飲して、その味をたしかめてみてくださいね。
秋の夜長、東方美人茶をお気に入りの茶器に淹れて、古の貴族たちのお茶会がどんなだったか…思いを馳せてみませんか?
■東方美人茶
重量:75g
価格:500台湾ドル
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